こんな風に思ってるの、自分だけ??

オッサンの独り言。よしなしごと。

少子化とは

少子化という言葉を聞く度に、産めよ増やせよ、という言葉を思い出します。

 

少子化の問題点としては、例えば社会保障の問題であったり、国内需要の低下であったりといった問題が上げられますが、どちらもちょっとおかしいのではないかと。

 

社会保障が立ち行かなくなるって、もしこれが人口がずっと増えていかないと回らないシステムなんだとしたら、ねずみ講となんら変わらないということで、システムとして根本に問題があるということですし、国内需要についても、いやいや、日本の経済をささえる産業のどれが日本の国内だけに目を向けているのか。外を向けば70億以上の市場があるじゃないですか。

 

もし本当にこれが人口減少の問題なのだとしたら、移民を受け入ればいいのです。個人的には日本で移民を受け入れろ、とは思いません。むしろやめたほうがいいと思います。というか、成功しないと思います。それはまた別の機会に書きます。

 

少子化の問題を語るとき、もっと正直なところを言っていいと思うんですね。それは、日本民族の存続という不安ではないかと。

 

それに比べて中国民族の世界中への広がりの凄さといったら、海外の小さい街でも中華料理のレストランがあって、中国系の人が住んでいるという事実で目の当たりにするわけです。

 

自分の知っている範囲の話なので限られているとは思いますが、例えばニューヨーク。巨大なチャイナタウンがあるのはもちろん、ペンステーションにハングルが溢れた韓国人街もあります。でも日本人街というまで日本語が溢れた地域はないように思います。サンフランシスコにも巨大なチャイナタウンがあります。ジャパンタウンというショッピングセンター的なものはありますが、あまりにぎわっている感じはなく、テナントやその周りには韓国系の店がたくさんあります。勢いとしては韓国勢にやられている感じです。そして、シリコンバレーでのインド人の数といったら本当にここはアメリカなのか?というくらい多いです。

 

日本人よ外国に出て行け、というわけはありませんが、事実として、そうやってアジアの他の国々の人は母国以外の国にがっつりと根を張っているわけです。それで海外に住んでいる人がハッピーなのかどうかは分かりませんが、存在感を出していることは事実です。

 

日本は暮らしやすい国、というのは100%同意ですが、そのせいで海外に出る人が少なくなり、ひいては日本民族の存続の危機を招いているとすれば、なんとも皮肉な話です。