こんな風に思ってるの、自分だけ??

オッサンの独り言。よしなしごと。

性というタブーから政治まで

性の話題というのはタブーである、という認識は、どの文化でもそれなりにあると思いますが、日本はその中でもかなり緩い部類に入るのではないかと思います。

 

本屋やコンビニに溢れるヌード写真が掲載された雑誌、そしてそうした雑誌やスポーツ新聞の風俗情報を普通の電車で読んでいる人々。そして、普通に存在する風俗街。

 

一方、アメリカは性に奔放なイメージがありますが、子供の目に触れるところにはそうした性に関する情報は一切ないという環境が整備されていますし、親もそういうところに異常といえるほどに気を使います。

 

そしてこういう問題は常にどちらがよりよい選択か?という話になります。性は誰もが抱える興味であり、いずれにせよ年齢がやってくればその世界に触れるときがきます。ないものねだりじゃないんですが、隠せば隠すほど、もっと見たい!というのが人情というもので、なんだかんだいってそういう情報にアクセスしちゃうんですけどね。だいたいこれだけインターネットが普及して、子供がスマートフォンを持つような時代に、完全に遮断することなんて無理ってものです。

 

どうせそのうち分かるんだし、いいんじゃないの?なのか。そこはきちんとする努力しようよ、なのか。建前と本音ではあるんですが、やっぱりここは建前のほうで努力しようよ、が正しいんじゃないのかな、と思うんです。

 

いや、これを書こうと思ったのは、当然(?)橋本氏の発言があったからです。風俗が合法なものとしてあるんだから、それを性のはけ口として使ったらいいんじゃないか、っていう発言。

 

石原氏と橋本氏が同じ党っていうのは、まぁ、さもありなんですね。結局、ただのおっさんなんですよ、この人たちは。政治家としての崇高な理念とか、ないんですか、この人たちには。そもそも風俗なんて、決して褒められた産業じゃないと思うわけですよ。でもこういうおっさんからすれば、需要があって供給もある、両者が合意してるんだからいいじゃないか、っていうことでしょ?

 

世の中には必要悪ってものがあるんですよ、って、政治家が言っちゃいけないことだと思うんですよ。それをどうにかしていこうとするのがあなたたちの仕事じゃないんですか?って思います。

 

まあ、ああいう人たちを知事やら市長に選んじゃうのが問題ですね。首相の食べるカツカレーが高いとかいって批判するお馬鹿さんがいますが、あなたの国の権力を握る首相があなたと同じココイチのカレー食べてたら嬉しいんですか?っていう話じゃないですか。庶民感覚を持った、とかいいますけど、それは彼が吉野家で牛丼食べてるかっていう話じゃなくて、庶民はどういうものを食べてるのかを知ってりゃいいってことでしょ?

 

あなたと同じような生活をして、同じような感覚を持ってる人が、ほんとに国のためになるのか、あなたの地域のためになるのか?よく考えてみないといけないですよ。

 

なんかずいぶん話が流れてしまいましたが、まあ、こんな日もあります。