こんな風に思ってるの、自分だけ??

オッサンの独り言。よしなしごと。

岩手県議自殺の件

病院で名前でなく番号で呼ばれ、憤慨したということを自身のブログで書いたところ、見事に炎上した岩手県議が、自殺したというニュース。

 

昔は、「生きたくても生きられない人もたくさんいる。どんな理由があろうと、自ら命を断つという行為は、実に自分勝手なことだ」と思っていましたが、自分のよく知る友達が自ら命を断ったりする、という経験をすると、ちょっと考え方が変わってきました。

 

今回の件は、いろんな意味で日本社会の闇がまざまざと出ているのではないかと思います。

 

まずは、小泉氏の稚拙なブログ投稿。そもそも病院で番号で呼び出しを受けるということそのものは、別にそれほど変わったことではないと思います。しかもそこで激高して会計をすっぽかすという大人気なさ。

 

これ、「県議である私を番号で呼ぶとは何事か?」と思ったのかどうかは知りませんが、15,000円の検査料を払うくらいで、上得意の客だと思ってしまうのは、「お客様は神様だろ」の勘違い系だというのを露呈しているだけですね。そもそも15,000円くらいの検査料、誰でも払ってるっつの。

 

自分は飛行機に良く乗るので、いわゆるマイレージサービスの上級会員ですが、上級会員にもいくつかのレベルがあるのはご存知と思います。カウンターで、「俺は上級会員だぞ」とかいってゴネている多くは、低い方のレベルの方です。まあ、こちらから見てるとちゃんちゃらおかしい理論を展開してるんですが、まあ、こういうおばかさんは遠くから見ているに限ります。

 

そしてこのお馬鹿ブログをこぞって叩くのも、またお馬鹿さんというか。twitterやSNSのせいでこういうお馬鹿発言があると、ぞわぞわっと「叩き屋さんたち」が集まってきてしまうんですね。まあ、よほどの暇人。だいたいこういう人たちは、「そういうお前は、なんか世界が少しでも良くなるようになんかしてんのかよ」って人ですね。すぐに人に「死ね」とか言っちゃう人。まあ、中学時代あたりに「他の人たちがいじめてるから、俺もあいつのこといじめちゃおう〜」っていじめに参加していたような人たちと思われます。

 

こうやって小泉氏が自殺した今となっては、「本当に死ぬとは思わなかった」とか言っちゃうんでしょうね。自分の言ったことにはもう少し責任持てっつの。あるいは、それは表向きで、こんな奴は死んでくれて良かった、くらいのことを思ってるんですよ、ああいう人たちは。根性腐ってるっていうのは、たぶんこういう人たちのことだと思います。

 

そして、まあ、こういうお馬鹿さんたちの死ね死ね攻撃をまともに受けて、自殺してしまったという小泉氏。まあ、もしかしたら、こんなのを真に受けるくらいピュアな方だったのかもしれません。この世の中、そんなピュアじゃ生きていけないと思います。政治家って、やっぱりどこかピュアじゃないとやっていけないのかも。生きてくの、大変でしょうな。