こんな風に思ってるの、自分だけ??

オッサンの独り言。よしなしごと。

靖国問題

毎年恒例の季節ネタですな。靖国問題。

 

まず、靖国参拝に反対する日本人の方にぜひ聞いてみたいことは、あんた、国のために戦い、亡くなった方に対して、どういう思いを抱いているのか?ってとこですね。それから、神社に行ったことないわけ?と。

 

そもそも、こうした多くの人は国家神道と神道を完全にごちゃまぜにしてしまっている人たちだと思います。

 

国家神道は、明治〜太平洋戦争まで、政府が国民をまとめあげるために使った思想基盤です。宗教であるとか、宗教でないとか、見方はいろいろありますが、ナチスがそうであったように、また、全く違いますが、アップルが宗教的であるとかいわれたり、ヨガウェアのルルレモンが宗教的で言われたりするのと同様、ここは曖昧さが残るところでしょう。

 

そもそも日本に元々あった神道は、すべてのものに神がいる、八百万の神、自然崇拝、といったところから来ているわけで、明らかに国家神道とは違いますよね。そもそもやおよろずの神と、現人神である天皇の存在って、明らかに対立してると思うし。

 

とはいえ、靖国神社はもともとは東京招魂社として創設され、その後靖国神社と名称が変更され軍の管理下になり、その後宗教法人になったということで、いわゆる日本の多くの神社を統括する神社本庁の下にある神社ではありません。そういう意味で「普通の」神社とはちょっと違うものです。時代的にはちょうど明治時代でもあり、国家神道のシンボル的に思われるのは、まあ、仕方のないところ。

 

でも、ですよ。国家神道というものは、今はないわけです。そして、人間はすべて人間。それが一般人であろうと、犯罪者であろうと、戦争犯罪者であろうと、亡くなった人、そしてその家族に対して、弔う気持ちを持つのは、ごくごく自然な気持ちといっていいのではないかと。

 

しかも、です。戦争の相手国であるアメリカに言われるならまだしも、なぜ中国や韓国にいわれなければならないのか?

 

南京大虐殺?従軍慰安婦?

 

すべてが、自分達が作り上げたいストーリーのための演出でしかありません。

 

ああ、あの人たちは、亡くなった人には一つの敬意も示せない、そういう礼儀というものを持たない、野蛮な人たちなのだなあ、と思わざるを得ません。

 

少なくとも私は日本人として、国のために亡くなった人たちに対しての敬意を忘れずに生きていこうと思います。