こんな風に思ってるの、自分だけ??

オッサンの独り言。よしなしごと。

あまちゃんや半沢直樹のブームについて

多チャンネル化が進むと、それぞれのチャンネルは様々な分野、興味に特化していき、一番組あたりの視聴者は減っていくので広告費用がさがり、番組制作費用は下がる、一方、興味があるチャンネルについてはお金を払ってでも見るようになるので、広告費をこれがカバーするようになる、というのがなんとなく言われていたことのように思います。

 

しかし実際にはちょっと違ったことが起きています。つまり、多チャンネル化が進んだために、一部のコンテンツが突出して視聴者を稼ぐようになっているんです。

 

多チャンネル化が進み、何を見ていいのか分からない。よって、何を見たらいいのかを口コミに頼るようになる。そういうなかで、あまちゃん、半沢直樹のメガブームが生まれている、と。

 

ソーシャルネットワーク全盛の今。昔から「ブーム」はあったけれど、口コミが口コミを呼んで、メガムーブが起こるようになっています。これ、テレビに限った話ではありません。YouTubeなんかはいい例で、日本ではいまいちはやりませんでしたが、Gangnam Styleなんかはその最たるもの。

 

アイドルで言えばAKB、本でいえば村上春樹。とにかくどわーっと一人勝ちするパターンがいろんな分野で発生しています。これも、Facebookやtwitterなどソーシャルネットワークの影響大だと思います。

 

ただし、ソーシャルの罠は、すでにソーシャルは巧みにマーケティングツールとして大活用されているということですね。口コミからスタートしたように見えるものも、実は意図的に仕掛けられたものである可能性大。

 

昔から噂なんてものはそんなものだったわけですが、今はとにかく広がるスピードが桁違いです。着火さえうまくいけばあとは仕掛人の思う壷。

 

結局は受け取る側の自己責任。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊りゃな損損、という話もありますからね(笑)。