結婚も就職も人の勝手にさせてくれ - こんな風に思ってるの、自分だけ？？

こんな記事がありました。

文章を書く時には、事実を伝えるであるとか、なにか意見を人に伝えたいとか、いろいろな目的があると思うのですが、この記事ほどなにが言いたいのかが分からない記事もないのではないかと。いや、分からないんじゃなくて、言いたいことが稚拙。

まず、結婚は「する」ものであって「できる」か「できない」かの問題ではないと思うわけです。

記事内には、独りでいることに世間が寛容になった、とあるけれど、結局は結婚「できない」という烙印を押したがってるわけじゃないですか。価値観の押しつけ以外の何者でもない。

さらに言うと、記事の最後に『「したい」と思っている人は多いのだから、35歳を越えたら、一刻も早く動き出すことが結婚への近道のようだ。』などと書いてある。

動き出すってなんだよw

そもそも結婚を就職と同じようなものとして話すのって、すごい嫌い。いや、メタファーとして使うのは分かりますよ、就職は会社と結婚するようなもの、とかね。

確かに、そのメタファーで行けば、就職しないと生きていけない。つまり、就職は人生にとって必須。だから結婚も必須、という話になる。

一方で、働くというスタイル自体がどんどん変わってきているわけじゃないですか。非正規雇用の割合が高まってるわけですし。それはそういうライフスタイルを選択している人もいるし、社会の変化でそうせざるを得ない部分もある。

しかもこの記事の悪質なところは、給料が低い人は結婚できない的なことが書いてある。

じゃあどうしろっていうのよw　結婚するには、企業に正社員で就職しないとだめ、ってこと？

なんでこういう上から目線な書き方ができるんかいな。まあ、言いたいことは、要は、そういうことなんだろうな。