こんな風に思ってるの、自分だけ??

オッサンの独り言。よしなしごと。

歌の下手なアイドルか、実力派歌手か

ブログでもなんでもいいのですが、インターネットが一般化して、個人が情報発信できる機会が増えたことは素晴らしいことだと思います。一方、質の悪い情報やら、犯罪自慢をしてしまうようなお馬鹿さんが増えて来たのも、そのすそのが広がったことの証拠で、ある意味仕方のないことでしょう。

 

でも私が本当に許せないというか、残念なことは、おそらくいくらかのお金をもらって文章を書いているであろうメディアの文章、あるいはその内容のクオリティの低いものがとても多くなってきていることです。

 

この間書いた「タイトルの恣意」で朝日新聞デジタルのタイトルの付け方に文句を言いましたが、日経ビジネスオンラインあたりでも内容がとても薄い文章があったりして、本当に悲しくなります。

 

アルファブロガーと呼ばれる人たちが企業などから便利な広告塔として利用されるのも、よく理解できます。だって、事実文章が上手で、記事にひきこまれたりするのですから。そういう意味では彼らはすでに完全に素人の域を超え、プロの書き手である、といえます。むしろ、こういう人たちこそが原稿料をもらえるようなメディアで記事を書くべきだと思いますし、メディアの編集の皆さんは、その名を汚さぬように質の高い内容をキープできるよう、目を光らせていただかないと困ります。

 

さて、ここまでタイトルと一切関係ないようなことを書いてきました。

 

日本の音楽業界では歌のうまくないけれど見た目がかっこいい、かわいいアイドルが目白押しですよね。アメリカでもそういう人がいないとはいいませんが、ほとんどの人は実力派のシンガーです。

 

そして、アメリカでのアイドル発掘番組では、確かに見た目も重視されるとはいえ、歌がうまいことは必須条件といっていいでしょう。

 

なにが言いたいか。

 

インターネットが普通にある世界では、SNSでもYouTubeでも、その歌のうまさを世界に簡単に広めることができます。そしてそういう評価を受けた人は、(もちろん全員が全員ではありませんが)音楽業界で成功することもできます。

 

ブログも同じです。文章が面白い、上手な人は、それを人に知らしめることが簡単にできて、おそらく文筆業で成功することができるべきなんです。やっぱり文章が下手な人は、プロとしては成功すべきではないのではないかと思うのです。

 

実力で淘汰される時代、よりそういう厳しさが増してきている、ということだと思います。