こんな風に思ってるの、自分だけ??

オッサンの独り言。よしなしごと。

価値観の押しつけ反対

少子化問題について何度か触れてますが、この記事には共感するところが多いなと。

 

「出世して、子供も産め?!」 “働き方強要社会”に疲弊する女性たち:日経ビジネスオンライン

 

これね、女性に限らずいろんなことに言えると思うんです。上を目指さないのはダメだ、起業しないなんてダメだ、イノベーティブじゃなきゃダメだ、などなど。

 

問題は、価値観の押しつけ、この一言に尽きると思います。

 

世界は白か黒かじゃないんですよね。宗教なんかがいい例なんですが、全員が同じことを信じる世界になれば、確かに幸せなのかもしれません。しかし、そんな世界、おそらく実現できないだろうな、というのはおぼろげに分かるわけじゃないですか。だったら、最初から違いの存在を認識して、お互いの存在を認め合う、これしかないと思うんです。

 

そりゃ、利益が相反することはあるでしょうが、それも想定済み。世界なんて、あなたの思い通りに動かないのです。

 

あと思うのは、知ってる人を語るときと、知らない人のまとまりとして語るときのギャップを考えると、いかに自分がおかしなことを言ってるのか気付くときがあります。

 

例えば「女性はこうあるべきだ」とか、「アメリカ人は○○だから××すべきだ」とか、「△△大学出てるような人は□□だよね」とか。でも、実際にあなたの女性の友達であったり、友達のアメリカ人であったり、そういう人がいれば、その人に対しての気持ちは全然違ったりするわけじゃないですか。

 

くくりが大きくなればなるほど、その中の個人が見えなくなる。くくりが大きいグループについて語っている場合は、そういうところをより気をつけなければいけない、ということではないでしょうかね。