こんな風に思ってるの、自分だけ??

オッサンの独り言。よしなしごと。

ガラケーみたいなスマホって

ガラケーに似たスマホ 各社が相次ぎ投入 NHKニュース

 

今風な言葉でいえば、ガラケーみたいなスマホって、誰得なんですかね。そりゃガラケーとスマホでは操作系が全然違いますから、戸惑うっていうのは分かります。でも、操作系だけの話なんでしょうか。

 

一番大きいのは、やはり、入力がボタンによるのか、タッチスクリーンによるのか、という差ではないでしょうか。

 

まあ、Blackberryもスマホだし、Androidでキーボードがついた機種もある、といえばその通りなので、ここはスマホの定義にもよるところではありますが、ほとんどの人が思い浮かべるスマホっていうのは、タッチスクリーンを採用していて、タップ操作であったりスワイプ操作であったりを使えるか、っていうのをイメージしてるんじゃないでしょうか。

 

ボタンの利点はなんといっても触感であり、実際にボタンを押したというフィードバックがあることですよね。そして、そのおかげでミスタイプが少ない。これは、いくらスマートフォンが進化したところで、平らなスクリーンを触るという体験とは一線を画すところです。触ったらところで画面が震える、といった触感フィードバックは研究が進んでいますが、今のところボタンを超えるものは出てきてないですよね。

 

そのガラケーの一番の強みをとってしまうわけですから、スマホにする理由なんてない、ってことになりますよね。ユーザから見たら、全くメリットがない、と。要は、売れる数が少なくなったガラケーをこれ以上開発するわけにはいかない、ちょっと不便で悪いんだけど、ガラケーっぽいスマホ作ったから、これで我慢してね、ってことです。

 

だったら、現行機種をそのまま売り続けるっていう選択肢って、ないのかなぁと。年に2回新機種を投入し続けてきた人には、そういう考え方ははっきりいってないのだとは思いますが、習慣の恐ろしさっていうのはこういうところに出てくるような気がします。作り手側、売る側の論理ですね。

 

その論理でうまくいってるならまだしも、うまくいってないんですから考え直せばいいのに。