こんな風に思ってるの、自分だけ??

オッサンの独り言。よしなしごと。

PCはバブルだった

パーソナルコンピュータの販売数が減少しているというニュースを見るにつけ、PCそのものがバブルだったよなぁ、と思います。

 

PCって、なんでもできる箱であって、どうやって使うかは人によって全く違うもの。PCの普及スピードが急速に伸びてたころ、パソコン教室でパソコンの使い方を学ぶ、なんてことがよく行われていましたが、本末転倒もいいところというか(笑)。パソコンで何をしたいのか、それによって学ぶことなんて全然違うぞ!と思ったものです。

 

実際にパソコンを持っている人でも、じゃあ何に使っているかというとウェブを見るとか、メールを見る、にほとんどの人は収斂するのではないでしょうかね。だとすればスマートフォンやタブレットにその需要が奪われるのはごくごく自然なこと。むしろスマートフォンやタブレットもパーソナルコンピュータであって、その形状がちょっと変わった、くらいのもんですよね。

 

そもそもある産業が廃れる時って、実は今までその産業が担っていた役割が他の産業にとってかわられている、ということですよね。

 

それでも、人間の心理としては新しい産業が生まれてきていることよりも、いまある何かがなくなることへの不安のほうが気になるし、あるいは報道する側としても人の不安を煽るほうがより注目を浴びる、ということなのでしょう。

 

不安にとらわれがちな人間の心理ですが、これをチャンスと捉えられるようなポジティブな生き方、したいものです。