マクドナルド500円メニューに思う
マクドナルドで500円を超える「高級」バーガーを発売、というニュースがありました。
なぜか否定的な声が多いんですよねー、この手のニュース。
そもそも500円程度で「高級」とは、まあー、いかにも不況という感じ。500円「もする」バーガーが売れるようになったら、景気が回復してきた証拠で、よい兆候じゃないですかねえ?
っていうか、モスバーガーには500円くらいするバーガー前からありますし、フレッシュネスバーガーだったら平均価格帯という感じです。さらにファストフードから離れれば、1,000円くらいするハンバーガー、いくらでもあります。
ネットの声は「マクドナルドのくせに高い」という感じのようですが、まずマックが安い店だというのは決めつけですし、そもそも物の値段というのは、普通上がっていくものなのに、日本ではずっとあがっていない、というほうが問題なのです。
これはバブル崩壊頃から続いているので、成人を迎えるくらいの人は生まれた頃から物の値段が変わらない、つまり、物の値段というのは変わらないものだ、という「普通ではない」ほうが常識になってしまっているということですね。それはそれでなんだか悲しいことですな。