こんな風に思ってるの、自分だけ??

オッサンの独り言。よしなしごと。

ボストンマラソン事件の違和感

3人の命と、多くの人の手足を奪うという卑劣な爆発事件は、容疑者兄弟の一人が死亡、一人は逮捕ということで、なぜこんな事件を起こしたのかといった背景の分析はこれから始まるにしろ、発生から5日で一つの節目を迎えました。
 
 
それにしても5日で幕引きとは、全米、全世界がショックを受けた社会的関心の高い事件で、警察もメンツをかけて解決に躍起だったろうとはいえ、なんというスピード解決!と思ったのが正直なところです。そして、チェチェン出身といういかにもアメリカ人が納得しそうな「分かりやすい」犯人であったことも、疑い深い日本人にとっては、本当なのか?と思ってしまうところもなきにしもあらず。
 
 
マラソンで一番多くの人たちがゴールする時間を狙ったとされる今回の犯行時刻は、多くの人が現場近くの状況をカメラで、ビデオで撮影することが容易に予想できる時間であり、被害を大きくすることを狙ったとしてもリスクが高かったといえます。彼らの潜伏先に他にも圧力鍋爆弾が見つかったことから、さらに別の事件を起こす計画があったのではないかと推測され、そういう意味では彼らはこの最初の事件では捕まりたくない、と思っていたはず。なんかしっくりこない。
 
 
もちろん犯罪を行うような人の心理なんて、私のような一般人に理解できるはずもなく、そもそもそんなに論理的だったらこんな事件は起こさないのでしょうが。他の爆弾があったことも、一番出来がよい爆弾を現場に持っていった、ということもありえるわけですしね。
 
 
実際に爆弾を持っていたり、ここまで派手に逃走劇を繰り広げたからには、彼らは何かしらの形でこの事件に関与していたにせよ、組織の中のおとりとして使われていた可能性は否定できないでしょう。実行犯は他にもいて、今回逮捕された若者が犯人として捕まるように仕立て上げられた、という。大きな力が動いていたとしたら、当然ありうる話ですし、そもそもこんな大きな事件を本当に若者二人だけで起こせたのか、と考えると、実にありえる話。
 
 
もしそうだったとしたら、この事件を起こしたかった本当の理由はなんだったのか?という話ですが、すでに想像の域を超えないので、そういう仮定の話はやめておきます。ただ、そういうことまで考える頭の訓練にはよいかと。すでにいろんな陰謀論のネタは出てきてるようですのでググったら発見できます。