すぐに悪態をついてしまう人々 - こんな風に思ってるの、自分だけ？？

以前にこんなブログを書きました。

評論だけで行動しない人、批判だけで提案のない人、そういう人が多い世の中だと思います。

どうせ自分の意見なんか届かないだろ、聞いてないだろ、という思いがどこかにあるのかもしれませんが、会社の人たちだって2ちゃんとか意外とチェックしてますよ。

「聞いてないだろ」と思っている人は、そういう会社で働いたことがない、あるいは「社会人」としての経験がないんだろうな、と思ってしまいます。

むかしから「社会人」という言葉は嫌いです。学生だって、社会に存在してるぞ！とか思ってました。

でも、やっぱり違うんですよね。お金をもらって働いている、ってこと。そして、誰からの補助も受けず、一人で生きていきていくということ、一人、といっても実は本当は一人では生きていけず、たくさんの人の支えで生きているということ、そういうことに気付くのは、やっぱりそこそこの経験がないとできないのだと思います。

なんてことをまた思ったのは、実は麻生副総理のナチス憲法発言と、それに関連する報道を見ていて、ああ、国も同じかもしれないなぁ、と思ったからです。

日本という国は、日本以外の国なしには生きていくことはできません。周りの国が日本の政治家の発言をどう受け取るか。あるいは、日本の報道をどう受け取るか。そういうことを考えられないのは、日本の国際社会での経験の未熟さを露呈しているなぁと。

そして、発言する側、あるいは、報道する側は、おそらくはそれを利用しているのでしょう。そのほうが悪質ですけどね。

個人の悪態も、ただの愚痴をツイートしているくらいならまだしも、すぐに「死ね」とか言って人を嫌な気分にしてやろう、という、実にくだらない意図を持ってる人は、そのパワーをぜひ別のことに使ってもらいたいです。